小規模事業者さんから、補助金についてご相談いただく際に最近よくあるのが、
「小規模事業者持続化補助金コロナ対応枠では上限が少ないから、ものづくり補助金を利用したい」というものです。
100~150万円が上限の小規模コロナに対してものづくりは1,000万円ですので、たくさん補助金が出る方がいい
ところからなのですが、この二つの補助金は目的が違うので、単に金額だけで決められません。
小規模事業者持続化補助金コロナ対応枠は「コロナで影響を受けた事業者の事業立て直し」をメインとしているため
要件もそこまで厳しくありません。対象も広く利用しやすい補助金です。
一方、ものづくり補助金は元々「革新性」のある事業を補助するものです。
今回はコロナの特別枠はありますが、これは加点要素として設けられているものであって、
「単なる事業の立て直し」で申請しても採択は難しいでしょう。
最近は各自治体からも10~30万程度の補助金や助成金が出ています。
補助対象も様々ですので、小さい補助金もマメにチェックして申請して積み上げていく、という方法がいい場合も
ありますので、自治体のHPもマメにチェックしてみて下さい。